Subject:

WOMEN AND MEN DIFFER ON ADOPTING HEALTHY BEHAVIORS

健康的行動の取り入れ方は、男女で異なる

Source:

AAAS/EurekAlert!, November 17, 2003

(翻訳:生賀恵美;文責:松永晶子;監修:    提供:株式会社ライフモード)

 

男性は女性以上に、運動や禁煙といった健康的行動を永続的な習慣として取り入れる傾向が高いという結果が、554人の低所得者少数民族を対象に行われた最新調査で得られている。

この調査は、Erin L. O’Hea博士を中心とするRobert Wood Johnson Medical School(ロバート・ウッド・ジョンソン大学医学部)の研究グループによって実施された。同グループは、男性は女性と比較して「規則的に運動している」、「6ヶ月以上禁煙している」と答える比率が高く、また女性は「禁煙をするつもりはない」、「規則的に運動することを考え始めただけ」と答える比率が高かったと述べている。これらの調査結果は、American Journal of Health Behavior(アメリカ保健行動ジャーナル)に掲載されている。

保健行動の変化に関する過去の調査のほとんどは、中間所得者または高所得者を対象としておりその内訳は白人が圧倒的に多かった。今回の研究は「低所得者少数民族における保健行動の変化」という、切望されていた情報を提供するものだと、研究グループは話している。例えば白人を対象とした過去の調査では、女性は男性と比較して低脂肪の食餌を習慣的に取り入れる意志が大幅に低いという結果が出ている。しかし今回の調査では、食事から摂取する脂肪量を減らすことに関しては、男女のあいだに顕著な格差は確認されていない。

「医療提供者にとって、この調査結果は実用的な意義を持っています。男女両方が健康的なライフスタイルを取り入れることを支援するうえで、これが役立てばと思います」と、O’Hea博士は話している。

また喫煙と運動の良い点と悪い点を考えた場合、男性は女性と比較して、喫煙と運動のいずれに対しても、考え付く良い点と悪い点の数が少ない傾向があることも明らかになった。さらに男性は女性以上に、自らのタバコを止める能力や運動する能力に自信をもっており、それについてO’Hea博士は、「一般的に男性は女性以上に、個人的な行動を変えることに自信を持っているのかもしれません」と話している。

この調査費用には、ルイジアナ州からの補助金が使用された。