E-ペーシェント(インターネットから提供される患者向けの医療情報)は、有用な情報源 BMJ(British Medical Journal)に掲載されたある論説によると、多くの患者は「オンラインで収集した医療情報やガイダンスは、臨床医から得るもの以上に完全で役に立つ」と考えている。
?この論説の著者は、「我々の思考には、『大々的なシステム・アップグレード』が必要である。私たちは、持続可能な医療ソリューションを提供できる貴重な情報源としてE-ペーシェント(インターネットから提供される患者向けの医療情報)を認識しなければならない」と主張している。
アメリカでは成人の約半数が、インターネットで医療情報を検索した経験をもつ。にもかかわらず臨床医の多くは、オンラインで患者向けに提供される医療情報の恩恵を過小評価し、そのリスクを過大評価していると、著者のTom FergusonとGilles Frydmanは述べる。
オンラインで得たアドバイスの結果として「害を受けた」という患者の報告は稀であり、逆に「より優れたケアを受けられた」、「医療ミスを回避できた」、「自らの命を救った」という報告は多い。 また医療のオンライン・サポート・グループが重要な医療情報ソースとなった一方で、臨床医や医療提供組織の「ネット・フレンドリネス」が、医療ケアの質を判断するうえで、新しいかつ重要な見地として成立しつつあると、著者は加えている。
インターネットを利用する医療研究者は、現在私たちが、前世紀の最も重要な技術的・文化的医療革新を目の当たりにしていることを認識しなければならないと著者は記し、以下のように締めくくっている。「我々の思考には、主要なシステム・アップグレードのようなものが必要です。E-ペーシェントを『有益かつ更新可能な新種の情報ソース』として認識する、医療の新しい文化的オペレーティング・システムを採用しなければなりません。自身のケアのほとんどを自ら管理し、他の人々にもケアを提供し、医療の専門家に対しては、そのサービスの質を改善する手助けをし、さらに患者と医療専門家の連携に参加する、それがE-ペーシェントです」。
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