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Obese women face higher risk of colorectal cancer

肥満の女性は、結腸直腸がんのリスクが高い

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AAAS/EurekAlert!, Press Release, November 1, 2004

(翻訳:生賀恵美;文責:松永晶子;監修:    提供:株式会社ライフモード)

 

女性のBMI(body mass index-肥満度指数)が高いことは、男性のそれ以上に、結腸直腸の腫瘍形成の深刻なリスク要因であることが最新の研究で明らかになった。

第69回アメリカ胃腸病学年次科学会議(Annual Scientific Meeting of the American College of Gastroenterology)で発表されたデータによると、ストーニーブルック大学(Stony Brook University)の研究グループは、結腸鏡検査を受けた無症候の女性に、BMIの増加と結腸直腸の腫瘍形成リスクとの間に正の相関関係があることを確認した。

研究グループは、男性1,250人、女性1,050人の合計2,300人の患者を検査し、その結果、BMIの増加が、結腸直腸の腫瘍形成リスクの高まりに関連していることを明らかにした。この関連性は、女性においてのみ統計学的に有意であり、男性に同様の影響は確認されていない。

この研究に参加した女性はまず、BMIによって複数のグループに分けられた。そしてスクリーニング検査でこれらの女性に、大型または複数のポリープ、高度の異形成(腸内の前がん病変)、がんが検出されたか否かの評価を行った。喫煙、年齢、アルコール摂取、家族の結腸直腸がんの病歴といった条件をコントロールしたうえで、BMIが40以上(肥満に分類)の女性は、BMIが25以下(健康な体重と分類)の女性と比較して、結腸鏡検査で重症な結腸腫瘍形成を検出される比率が5.2倍高かった。

男女間に確認された差異についてストーニー・ブルック大学の調査員Joseph C. Anderson医師は、「私たちはBMIを、体脂肪の代替的測定値として使用しています。男性と女性では、たとえBMIが同等であっても、女性の方が筋肉が少ないことも関係しているかもしれません。この点はさらなる研究が必要です」と話している。今回の研究結果は、医師が過体重や肥満の女性に対して、結腸直腸がんのリスク増加を考慮しながらがん検診に関するカウンセリングを行ううえで大きな意義をもつと、Anderson医師は話している。